ダイエットすると便秘になるのはなぜ?原因と今すぐできる腸の整え方

便秘

「ダイエットを始めてから、お腹が重くて出にくい…」そんな経験はありませんか?

体重は減っているはずなのに、なぜかスッキリしない。鏡の前の自分に「ちゃんと痩せているのかな?」と不安になる――。

実はそれ、“痩せているサイン”ではなく、腸がブレーキを踏んでいるサインかもしれません。

極端な食事制限や「脂質ゼロ・糖質オフ」は、一見ダイエットに良さそうに見えますが、静かに腸を止めてしまう最大の原因にもなります。

でも大丈夫。腸は一度止まっても、また動き出せる臓器です。

この記事では、最新の栄養学・医学研究をもとに、

  • なぜダイエットで便秘になるのか?
  • どうすれば腸を再び整えられるのか?

を、ファスティング専門家の視点から、科学的にわかりやすく解説していきます。


  1. ダイエットすると便秘になるのはなぜ?
    1. ① 食事量を減らしすぎて「腸のスイッチ」が入らない
    2. ② 食物繊維と水分が圧倒的に不足している
    3. ③ 「油カット」しすぎると腸が動かない
    4. ④ 運動不足で「腸の蠕動」が鈍くなる
    5. ⑤ ストレスと自律神経の乱れも大きな原因
    6. ⑥ 便秘のままだと痩せにくい理由
      1. ① 老廃物が腸内にとどまり、代謝が落ちる
      2. ② 腸内環境の悪化で脂肪を溜め込みやすくなる
      3. ③ ストレスホルモン(コルチゾール)が増え、脂肪が燃えにくくなる
    7. ⑦ 今すぐできる「腸の整え方」7つの習慣
      1. ① 朝いちばんの“ぬるま湯”で腸を起こす
      2. ② 食物繊維18g+水分1.5Lを意識する
      3. ③ 良質な油を小さじ1足す
      4. ④ 発酵食品&プレバイオティクスを毎日少し
      5. ⑤ 軽い運動で腸をゆらす
      6. ⑥ 夜の“デジタル断食”で自律神経を整える
      7. ⑦ 「我慢しないトイレ習慣」をつくる
    8. ⑧ 便秘薬は“敵”ではなく、“正しく使えば味方”に
    9. ⑨ ファスティング×腸活で「腸をリセット」
      1. ① ファスティングで腸が“おやすみモード”に入ると起こること
      2. ② ファスティングを安全に行うための基本ポイント
      3. ③ 回復食こそが“腸を生まれ変わらせる時間”
      4. ④ ファスティングがもたらす“心のデトックス”
      5. ⑤ 腸を信じることが、自分を信じること
    10. ⑩ まとめ|“出す力”を取り戻すことが、最強のダイエット
      1. 💫「出す力」が育つと、人生が軽くなる
      2. 🌿「減らす」から「信じる」ダイエットへ
      3. ✨ あなたの腸が、未来を変える
  2. 参考・引用文献
  3. 注意書き

ダイエットすると便秘になるのはなぜ?

① 食事量を減らしすぎて「腸のスイッチ」が入らない

ダイエットでまず多くの人がやってしまうのが、「とにかく量を減らす」という方法です。
わたし自身、美容業界で働いていた20代のころ、同じように“食べなければ痩せる”と信じて、サラダだけの食事を続けていた時期がありました。

たしかに最初の数日は体重がストンと落ちます。
でも、そのうちお腹が重くなり、朝もスッキリしない。
それなのに「もっと食べる量を減らさなきゃ」と焦る――。あのころのわたしは、完全に腸の声を無視していました。

実は、食べる量を極端に減らすと、胃に食べ物が入ったときに起こる胃結腸反射がうまく働かなくなります。
胃結腸反射とは、胃に食べ物が届くと「そろそろ出そう」と大腸が動き出す自然なリズムのこと。
けれど、食事量を減らしすぎるとそのスイッチが押されず、腸は眠ったままになってしまうのです。

さらに、体は「エネルギーが入ってこない」と感じると節電モード(省エネモード)に入ります。
これは生命を守るための賢い仕組みですが、同時に「動かなくてもいい場所」もセーブ対象になってしまう。
つまり、腸も一緒にお休みモードに入ってしまうのです。

特に女性は、筋肉量や基礎代謝が男性より少ないため、少しの食事制限でも体が反応しやすく、腸の動きが止まりやすい傾向があります。
実際、エネルギー摂取量が低い人ほど便秘のリスクが高いという報告もあります。

このように、「食べないほど痩せる」は、残念ながら「食べないほど腸が止まる」という現実と隣り合わせ。
腸が止まれば代謝も下がり、むくみや冷え、肌荒れまで引き起こしてしまいます。

食べる量を減らすほど、あなたの腸は静かにブレーキを踏み始めます。

だからこそ、食べることを「我慢」と捉えるのではなく、腸を動かすスイッチを押すための“栄養の投資”だと思ってみてください。
しっかり食べて、しっかり出す。このリズムが戻ると、体は自然と軽くなっていきます。
それが、ファスティングや腸活を通してわたしが何より実感した“本当に痩せる”という感覚です。

② 食物繊維と水分が圧倒的に不足している

最近は「糖質オフ」や「ロカボ」がブームになり、ごはんやパン、果物を控える方がとても多いですよね。
でもその結果、気づかないうちに食物繊維の摂取量までガクッと減ってしまうケースが本当に多いんです。

わたしも美容業界で働いていた頃、「夜は炭水化物抜き」を何年も続けていました。
肌の調子が良くなると思っていたのに、気づけばお腹が張って、トイレの時間がどんどん遅くなる…。
毎朝の“出ない時間”がストレスで、仕事中も集中できなかったほどです。

ある日、腸活を学ぶ中で知ったのが、「糖質を減らす=食物繊維を減らしている」という衝撃の事実。
白米や小麦だけでなく、果物・豆類・雑穀といった糖質源には、腸内細菌が大好きな発酵性食物繊維が豊富に含まれています。
つまり、「糖質制限で食物繊維まで削っていた」わたしの腸は、まさに“エサ切れ状態”だったのです。

食物繊維が不足すると、腸内では次のような悪循環が起こります。

  • 便のかさが足りず、腸壁を刺激できなくなる
  • 腸内細菌の活動が弱まり、短鎖脂肪酸(腸を動かす潤滑オイルのような物質)が減る
  • 結果として、腸の蠕動運動(うねる動き)が鈍くなる

この短鎖脂肪酸(特に酪酸)は、腸内環境を整え、炎症を抑え、免疫を安定させる重要な栄養源。
つまり、腸が元気でいるためには、細菌にごはんをあげる=食物繊維をとることが欠かせないのです。

ところが、日本人女性の平均摂取量は1日13g前後。
厚生労働省が定める目標量(18g以上)に全然届いていません。
腸が詰まりがちな女性が多いのも、数字で見れば納得ですよね。

わたしが腸活カウンセリングでよくお伝えするのは、「繊維を摂る=ダイエットを妨げる」ではなく、「繊維を摂る=痩せる土台をつくる」という発想。
便を作る材料がなければ、どんなに腸ががんばっても“出せない”のです。

腸が喜ぶ食べ方のコツ:

  • 主食を白米だけでなく、雑穀ごはんや玄米にしてみる
  • 野菜・きのこ・海藻を「毎食1皿」を目安にする
  • 納豆・豆腐・ゆで大豆などの大豆製品を1日1品とる
  • 皮ごと食べられる果物(りんご・キウイなど)を上手に使う

最初から完璧を目指さなくて大丈夫。
コンビニでも、「雑穀おにぎり+味噌汁+サラダ+豆腐」だけで食物繊維はぐんと増やせます。

そしてもうひとつ大切なのが、「水分とのセット」です。
繊維は水を吸って便を柔らかくする働きがありますが、水分が足りないと、便はカラカラに乾いて“固まったままの状態”になってしまいます。
せっかく繊維を摂っても、水が足りなければ逆に詰まりを悪化させることもあるんです。

わたしのおすすめは、朝いちばんの白湯、食事中のスープ、そして日中の常温水をこまめに摂ること。
「一気に2リットル!」ではなく、腸にやさしい“しみこむような水分”を意識してみてください。

腸にとってのごちそうは、あなたが「我慢」と呼んできたものの中に隠れています。

糖質も油も、水も繊維も。
そのどれもが、あなたの腸にとって「動くためのエネルギー」です。
制限ではなく、調和。減らすよりも、バランスを戻す。
その瞬間から、腸はあなたの味方になってくれます。

③ 「油カット」しすぎると腸が動かない

ダイエット中、「脂質=太る原因」と思って、徹底的に油をカットしていませんか?
わたしも昔、まさにその“油恐怖症”のひとりでした。
サラダにはノンオイルドレッシング、調理はすべて蒸すか茹でる。
「油を摂らなければ、もっと早く痩せるはず」と信じていました。

でも実際は、その頃からお通じがぴたりと止まり、肌はカサカサ。
生理前になると気分が不安定で、いつもイライラ。
鏡を見るたび「何か違う」と感じていたんです。
――あとになって知ったのは、それが“脂質不足のサイン”だったということ。

油は、ただのカロリー源ではありません。
腸にとっては、「動くためのスイッチ」のような存在なんです。

食事の中に適度な油が入ると、胆汁が分泌され、コレシストキニンというホルモンが分泌されます。
このホルモンは、胃や腸の筋肉を刺激して蠕動運動を促し、便の滑りを良くしてくれる大切な役割を担っています。
つまり、「油を全部抜く=腸の動きを止める」ことと同じなんです。

さらに、脂質はホルモンバランスにも深く関わっています。
女性ホルモンの材料はコレステロール。
脂質を極端に減らすと、エストロゲンの分泌が乱れ、月経周期やメンタルにも影響が出やすくなります。
実際、「便秘とPMSが同時に悪化している女性」は、食事内容を聞くとほとんどが脂質不足。
“食べない”よりも、“必要な油を見極める”ことが美と健康の鍵なんです。

では、腸が喜ぶ油とはどんなものでしょうか?

  • エキストラバージンオリーブオイル:ポリフェノールが腸内炎症を抑え、便の滑りを改善。
  • えごま油・亜麻仁油:オメガ3系脂肪酸が腸粘膜を修復し、善玉菌のエサにも。
  • アーモンド・くるみなどのナッツ:食物繊維+良質な脂質で腸の潤いをサポート。

これらを毎食取り入れる必要はありません。
たとえば、

  • 朝のサラダに小さじ1のオリーブオイルを垂らす
  • 納豆にえごま油を数滴たらす
  • おやつに素焼きナッツをひとつかみ

――たったこれだけでも、腸の“動くリズム”が変わります。

「油を摂ると太る」と思われがちですが、実際には油を適量とることで代謝が上がり、便秘が解消して痩せやすくなるケースがほとんど。
むしろ、脂質ゼロの食生活のほうが代謝を下げ、リバウンドを招くリスクが高いのです。

それでも、長年の“油恐怖”が染みついている人にとって、最初のひとさじは少し勇気がいるかもしれません。
でもね、その小さじ1杯は、ただのカロリーではなく、「腸を動かし、体を守るためのオイル」なんです。

カロリーを減らす前に、“腸の居心地”を整えるほうが、遠回りに見えて一番の近道。

「油を足す」ことに罪悪感を感じていたあの頃のわたしに、今ならこう伝えたい。
「油を抜いていたから、あなたの腸は動けなかったんだよ」と。

油は悪ではなく、選び方とバランス次第で最高の味方になります。
ダイエットとは、“減らす”ことではなく、“必要なものを見極めて与える”こと。
そしてその判断基準は、数字ではなく、あなたの腸がどう感じているかなんです。

今日の食事に、ぜひ“小さじ1の優しさ”を添えてみてください。
腸はきっと、その変化にいちばん早く気づいてくれます。

④ 運動不足で「腸の蠕動」が鈍くなる

腸は、私たちの体の中で「最も長い筋肉の管」です。
だからこそ、体を動かさない日が続くと、この“筋肉の管”も静かに固まっていきます。
つまり、腸も筋肉の一部なんです。

ダイエット中、カロリーを減らしていると「体力が落ちて動けない」「運動する気になれない」と感じることがありますよね。
けれど、その「動かない日々」こそが、便秘を深める大きな原因になります。

わたし自身も、ファスティングを学ぶ前は“食事管理だけで痩せよう”と思い込み、ほとんど体を動かしていませんでした。
サロンワークで立ちっぱなしなのに、気づけば冷え性とむくみ、そして頑固な便秘。
「腸が働かないと、気持ちまで止まってしまう」――そんな実感を何度も味わいました。

腸の動き(蠕動運動)は、自律神経と筋肉のリズムによって支えられています。
適度な運動をすることで血流が良くなり、腸の神経や筋肉に酸素と栄養が届く。
それが、便を運ぶエネルギーになるんです。
実際、2024年の国際的レビューでも、「定期的な身体活動が腸の通過時間を短縮し、便秘改善に有効」と報告されています。

ここで大事なのは、激しい運動じゃなくていいということ。
「30分走る」「筋トレをする」よりも、「3分体をゆらす」ほうが腸には優しく効くこともあります。

チヒロ流・腸を動かす“軽い運動”3選:

  • ① 腸ウォーク:歩幅を少し広げて、腕を軽く振りながら15〜20分。腸が左右にゆれて刺激されます。
  • ② お腹まわりのねじりストレッチ:椅子に座ったままでもOK。右にねじる→左にねじるを10回ずつ。大腸のカーブに沿って刺激が入ります。
  • ③ 深い腹式呼吸:鼻から吸って、おへその下をふくらませながら息を吐く。腸のマッサージ効果があり、便意を呼び戻すスイッチになります。

これらを1日に少しずつ取り入れるだけで、体も心も軽くなります。
実際、腸の専門医たちの間でも「腸を揺らす運動」は便秘対策の基本中の基本とされています。

そして何より、体を動かすと自律神経のバランスが整い、ストレスの緊張で固くなった腸も少しずつほどけていきます。
歩いたあと、なぜか心まで明るくなるのは、腸が「今、動いてるよ」と教えてくれているからなんです。

体を動かすと、腸が動く。腸が動くと、心も動く。
この循環こそが、“軽やかに痩せる”という本当の意味。

忙しい日々の中で「運動の時間なんて取れない」と感じる人ほど、“ながら腸活”をおすすめします。
電車を待ちながらかかとを上げ下げする。
歯を磨きながらお腹を軽くひねる。
デスクワーク中に深呼吸を3回する。
――それだけで、腸はちゃんと反応してくれます。

腸はサボっているのではなく、あなたの動きに合わせて“共に生きている”臓器。
だからこそ、完璧な運動よりも、日々の小さな動きを重ねることが大切なんです。

「体を動かす」とは、「腸に血を巡らせる」こと。
あなたが一歩動くたびに、腸も一緒に前へ進んでいます。
そしてその一歩が、便秘だけでなく、あなた自身の滞りをもほどいてくれるはずです。

⑤ ストレスと自律神経の乱れも大きな原因

ダイエット中に「食べるのが怖い」「太るのが怖い」と感じたことはありませんか?
その“怖さ”こそが、腸の動きを止める大きなスイッチになる――わたしはそう実感しています。

腸は、単なる消化器官ではなく、「心の鏡」のような臓器です。
私たちが緊張したり落ち込んだりするとき、胃がキリキリ痛んだり、お腹が張ったりするのは、まさにその証拠。
腸は脳と迷走神経で直結しており、感情の変化をダイレクトに受け取っています。

ダイエットを頑張るほど、「あれも食べちゃダメ」「昨日より食べすぎた」と自分を責めてしまうこと、ありますよね。
でも、その“責める気持ち”が増えるたびに、交感神経(体を緊張させる神経)が優位になり、腸はギュッと固くなってしまうんです。

つまり、心がストレスを感じているとき、腸は安全のために「動かない」選択をしているんです。
これは怠けではなく、体があなたを守るために起こしている反応。
だからこそ、便秘を「悪いこと」と責める必要はありません。
それはむしろ、「もう少しやさしくして」という体からのメッセージなのです。

ストレスと腸の関係は、医学的にも明らかになっています。
複数の研究で、ストレスが腸の運動や粘膜バリア機能に悪影響を与えることが示されています。
また、腸の中ではセロトニンという「幸せホルモン」の約90%が作られています。
セロトニンが不足すると気分が沈み、腸の蠕動運動も低下します。
つまり、「気持ち」と「お通じ」は、神経を介してつながっているのです。

わたしも過去に、体重を気にするあまり、食事のたびに罪悪感を感じていた時期がありました。
「我慢したのに出ない」「出ないから太った気がする」――そんな悪循環の中で、どんどん心も体も縮こまっていったんです。
でも、ある日ふと「腸を信じてみよう」と思った瞬間、何かが変わりました。
“出すこと”をゴールにするのではなく、“整えること”を意識した途端、腸もすっと動き始めたんです。

それからは、ストレスケアも「腸活」の一部にしました。
たとえば、

  • 寝る前にスマホを手放して、3分の深呼吸
  • 朝、太陽の光を浴びて体内時計をリセット
  • お気に入りのハーブティーを飲む“ひとり時間”

たったこれだけでも、体の内側がやわらかくなり、腸が静かに動き始めるのを感じます。
ストレスを完全にゼロにすることはできません。
でも、“ストレスを流せる体”をつくることはできます。

「出せない」のは、心がぎゅっと力を入れすぎているサイン。
その手を少しゆるめるだけで、腸はちゃんと動き出します。

腸は、あなたの努力も不安も全部見ています。
頑張りすぎた日は、きっと腸も疲れている。
だからこそ、「今日はよく頑張ったね」と体をねぎらう時間を、少しだけ持ってあげてください。

それだけで、自律神経がふっとゆるみ、血流が整い、腸のリズムが穏やかに戻っていきます。
“出すこと”は、ただの排泄ではなく、“手放すこと”。
不要なものを抱え込まない生き方こそ、腸活の本質なんです。

ダイエットで結果を急ぐほど、ストレスが増えて腸が固まります。
だからこそ、少し遠回りに見える「ゆるめる時間」が、最短の成功ルート。
心と腸が同じリズムで動くようになったとき、体は驚くほど軽く、やさしく変わっていきます。

“痩せる”とは、数字を減らすことじゃない。
心と腸が同じテンポで微笑むこと――それが本当のダイエット。

⑥ 便秘のままだと痩せにくい理由

「出ていないけど、体重は減ってるし大丈夫」――そう思っていませんか?
でも実は、便秘のままのダイエットは“ブレーキを踏みながらアクセルを踏んでいる”ようなもの。
どんなに努力しても、代謝は上がらず、むしろ痩せにくい体質をつくってしまいます。

わたしも昔、そうでした。
食事制限で体重は落ちているのに、肌はくすみ、手足は冷えて、気分は沈む一方。
それでも「あと1kg」と焦る気持ちが止まらなかった。
今思えば、あのとき本当に必要だったのは“体重を減らすこと”ではなく、“滞りを流すこと”だったんです。

便秘のままだと痩せにくくなる理由は、いくつもあります。
ここでは、その代表的な3つを紹介します。

① 老廃物が腸内にとどまり、代謝が落ちる

腸に便が長くとどまると、腐敗ガスやアンモニアなどの有害物質が発生します。
それらが腸壁から吸収され、血流に乗って全身を巡ると、肝臓や肌の負担が増え、代謝エネルギーが「解毒」に使われてしまうのです。

たとえば、老廃物を抱えた体は「燃やす」よりも「守る」ことを優先します。
その結果、代謝は下がり、脂肪は燃えにくく、むくみや冷えが悪化。
体の中で“循環の渋滞”が起こっている状態です。

出せない体は、燃やせない体。
スッキリした腸こそ、最高の代謝スイッチ。

便を「ただの残りカス」と思っている人も多いですが、実は便の約70%は水分・腸内細菌・剥がれた腸粘膜
つまり、腸がしっかり働いてこそ、“新しい細胞”が生まれ変わる環境が整うのです。

② 腸内環境の悪化で脂肪を溜め込みやすくなる

腸の中では、常に100兆個以上の細菌が暮らしています。
そのバランスが乱れると、悪玉菌が優勢になり、腸内で炎症性物質や有害ガスが増加。
それが血流を通じて全身に届くと、インスリン抵抗性(脂肪が燃えにくくなる状態)を引き起こすことがわかっています。

腸内フローラの乱れは、肥満・糖代謝・メンタルバランスにも関与しており、最新の研究では「腸内環境が体質を決める」と言われるほど。
つまり、便秘が続く=腸内環境が悪化する=太りやすい、という構図が成り立つのです。

善玉菌は短鎖脂肪酸(酪酸など)を作り出し、脂肪燃焼や血糖コントロールを助けてくれます。
ところが便秘で悪玉菌が増えると、短鎖脂肪酸の産生が減り、代謝は鈍くなり、体は「ため込みモード」に切り替わります。

「食べていないのに痩せない」――それはカロリーの問題ではなく、腸の細菌たちのバランスが乱れているサインかもしれません。

③ ストレスホルモン(コルチゾール)が増え、脂肪が燃えにくくなる

便秘が続くと、お腹の張りや不快感がストレスになり、体内でコルチゾールというストレスホルモンが分泌されます。
このホルモンは本来、危険から体を守るためのものですが、長期間分泌され続けると、筋肉の分解や脂肪の蓄積を促してしまいます。

また、ストレスによって交感神経が過剰に働くと、腸の血流が減り、動きも止まりやすくなる。
その結果、便秘→ストレス→代謝低下→さらに便秘…という負のスパイラルが起こります。

腸と脳は双方向に情報を送り合っているため、「出ない」という身体の不調が「気分の落ち込み」として返ってくることもあります。
まさに、腸と心はひとつのチームなんです。

腸が詰まると、心も詰まる。
“出すこと”は、あなた自身を軽くすること。

だからこそ、腸の滞りを解消することは、単なる便秘対策ではなく、体全体のエネルギー循環を整えるセルフケア
代謝を上げたい、痩せやすい体を作りたい、気持ちを前向きにしたい――そのすべての鍵は、まず“出すこと”から始まります。

ファスティングでも腸活でも、結果が出る人の共通点は「腸が動いている」こと。
スムーズに出る体は、それだけで代謝が整い、脂肪が燃えやすく、心が穏やかになります。
そして、出せる体は、ため込まない生き方を教えてくれるのです。

“出す力”がある人は、何歳からでも変われる。
腸は、あなたの「再スタートのスイッチ」だから。

⑦ 今すぐできる「腸の整え方」7つの習慣

「分かってはいるけど、忙しくて何もできない…」
そんなふうに感じている方にこそ、伝えたいことがあります。
腸は“がんばり”よりも、“やさしさ”で動く臓器です。
たとえ完璧でなくても、ほんの少し意識を変えるだけで、腸はすぐに応えてくれます。

ここでは、わたしが日々の腸活講座やファスティングサポートでおすすめしている、「腸を整える7つの習慣」を紹介します。
どれも、今日からすぐにできるものばかりです🌿


① 朝いちばんの“ぬるま湯”で腸を起こす

朝目覚めてすぐ、コップ1杯の白湯(ぬるま湯)を飲む。
それだけで、眠っていた腸が「そろそろ動こうか」と目を覚まします。

冷たい水は一瞬で体を冷やし、腸の動きを止めてしまうこともあるので、人肌より少し温かい温度がおすすめです。
ファスティング中にもよく取り入れますが、白湯は腸にとっての“朝のストレッチ”。
忙しい朝でも、この1杯でその日のリズムが整います。

腸を動かすのは、意志ではなく温度。
あなたの“あたたかさ”が、腸のスイッチを押す。


② 食物繊維18g+水分1.5Lを意識する

腸が動くためには、“便の材料”が必要です。
食物繊維はそのベース。水分は潤滑油。どちらが欠けても便はスムーズに出ません。

理想は食物繊維18g以上/水分1.5〜2L
これは意外と難しく感じますが、ポイントは「少しずつ積み重ねる」ことです。

  • ごはんを雑穀米に変える
  • 野菜+きのこ+海藻をセットで摂る
  • お味噌汁に豆腐やわかめを足す
  • 果物を“おやつ”ではなく“朝の腸活食”に

腸にとっては“継続”こそが最高のごちそう。
1日1回でも「繊維が多めの食事を選ぶ」だけで、腸内細菌のバランスは確実に変わっていきます。


③ 良質な油を小さじ1足す

油は腸の動きを助ける「天然の潤滑オイル」。
脂質を抜きすぎると便が硬くなり、腸が動きづらくなります。

おすすめの油:

  • エキストラバージンオリーブオイル
  • えごま油・亜麻仁油(非加熱で)
  • ナッツ類(アーモンド・くるみ)

サラダに小さじ1のオリーブオイルを垂らすだけで、便の“滑り”が変わります。
「油=太る」という思い込みを手放すと、体は軽くなり、心までやわらかくなります。

“足す勇気”が、腸の流れを取り戻す第一歩。


④ 発酵食品&プレバイオティクスを毎日少し

腸内細菌は、あなたが食べたものを“エサ”にして生きています。
善玉菌が好きなのは、発酵食品とプレバイオティクス(腸のエサとなる食物繊維やオリゴ糖)。

おすすめの組み合わせ:

  • ヨーグルト+オリゴ糖
  • 納豆+玄米ごはん
  • 味噌汁+野菜+きのこ

腸内フローラは、あなたの食べた“昨日のごはん”で変わります。
だから、今日一日を「腸のためのプレゼントデー」にしてみてください。


⑤ 軽い運動で腸をゆらす

激しい運動よりも、“ゆらす”運動が腸には効果的。
ウォーキングやストレッチ、軽いヨガで体をゆるめると、腸もリズムを取り戻します。

わたしが好きなのは「腸ウォーク」。
おへそを中心に、左右の骨盤をリズムよく動かしながら歩く。
たった10分でもお腹がぽかぽかして、腸が“動きたい”とサインを出してくれます。

体を動かすと、腸が笑う。
腸が笑うと、あなたの心も軽くなる。


⑥ 夜の“デジタル断食”で自律神経を整える

寝る直前までスマホを見ていませんか?
ブルーライトは脳を覚醒させ、腸を動かす副交感神経の働きを抑えてしまいます。

おすすめは寝る1時間前のデジタルオフ
ハーブティーを飲んだり、白湯をゆっくり味わったり、湯船につかるだけでも十分です。
リラックスした夜は、翌朝の“するっと感”がまったく違います。


⑦ 「我慢しないトイレ習慣」をつくる

腸が「出したい」とサインを出しても、「後でいいや」とスルーしていませんか?
その“後回し”が続くと、腸は「今じゃないんだね」と誤解して、次第に便意を出さなくなります。

トイレのタイミングは、朝食後の15〜30分以内がベスト。
胃結腸反射が働き、腸が一番活発に動く時間帯です。
毎日同じ時間にトイレへ行く“習慣”をつくると、腸はリズムを覚えてくれます。

腸は、「今出していいよ」という合図を待っているだけ。
我慢しない優しさが、いちばんの薬。


7つすべてを一度に完璧にやる必要はありません。
たとえどれか一つでも、あなたの腸は確実に反応します。

腸はとても素直な臓器。
食べ方、動き方、考え方――あなたの“日々の小さな選択”で変わっていきます。

腸が整うと、心が整う。
心が整うと、人生の流れまで変わっていく。

「ダイエットをがんばる」よりも、まずは「腸にやさしくする」。
その瞬間から、あなたの体は“出せる・燃やせる・輝ける”方向へと動き出します。

腸を信じて、今日から一歩。
小さな整えが、未来のあなたの美しさをつくります🌸

⑧ 便秘薬は“敵”ではなく、“正しく使えば味方”に

「出ないなら、とりあえず便秘薬を飲めばいい」
そう思っている方は意外と多いかもしれません。
でも、それは“腸との対話をやめてしまう”ようなもの。
便秘薬は悪ではありません。けれど、“正しく使う”ことこそが腸を守る鍵なんです。

わたしも20代の頃、仕事のストレスと不規則な食生活で、ひどい便秘に悩んでいた時期がありました。
「今日も出ない…」という焦りから、市販の下剤に手を伸ばす。
最初はすっきり出るのに、次第に効かなくなり、量が増えていく――。
そんな“薬との付き合い方”の怖さを、身をもって経験しました。

あとから知ったのですが、刺激性下剤(センナ・ビサコジルなど)は、大腸の神経を直接刺激して腸を強制的に動かすタイプ。
短期間なら問題ありませんが、長期的に使い続けると腸が「外からの刺激がないと動けない」状態になってしまうことがあります。

この状態を「薬剤性便秘」と呼び、実際に医療現場でも課題になっています。
つまり、薬に頼りきると、腸が“自分で動く力”を忘れてしまうのです。

でも、ここで誤解してほしくないのは――
「便秘薬=悪」ではないということ。

日本消化器病学会の慢性便秘症診療ガイドライン(2023)でも、はっきりとこう書かれています。
「まずは生活習慣の改善を行い、必要に応じて薬物療法を組み合わせる」

つまり、薬は“最後の手段”ではなく、“正しい順番で使うサポートツール”なんです。

わたしがカウンセリングで伝えているのは、「薬を飲む=悪いこと」ではなく、「腸に休憩を与える時間」として使うという考え方。
便秘がつらい時、無理に我慢してさらに悪化させるよりも、一度リセットする目的で医師の指導のもと使用するほうが、腸にとってやさしいこともあります。

便秘薬と上手につき合う3つのポイント:

  • ① 自己判断で長期使用しない
    便秘薬は一時的なサポート。症状が続く場合は必ず医師や薬剤師に相談を。
  • ② 腸を“整える生活”と並行して使う
    薬だけで解決しようとせず、食物繊維・水分・運動・ストレスケアも同時に整えることが大切。
  • ③ 便秘のタイプを知って選ぶ
    「腸の動きが弱いタイプ」「便が硬いタイプ」「ストレス性」など、人によって原因はさまざま。
    自分の腸のタイプを知ることが、最短の改善ルートです。

最近は、腸内で水分を増やす浸透圧性下剤(マグネシウム系)や、腸の動きをサポートする新しいタイプの薬も登場しています。
医師と相談すれば、体質に合った安全な選択肢が見つかります。

大切なのは、薬を“敵”にしないこと。
それは、腸を敵にしないということでもあります。

便秘薬は、腸を動かす命令ではなく、
「少し休もう」という合図をくれる小さなメッセージ。

わたしの腸も、長い間がんばりすぎて、疲れ果てていたんだと思います。
だからこそ、薬を使うときも、「早く出さなきゃ」ではなく、「腸をいたわるお手伝いをしてもらおう」という気持ちで使うようにしています。

便秘薬に頼りすぎると、腸の声を聞けなくなってしまう。
でも、正しく使えば、薬は“腸を再起動させる優しいスイッチ”になります。

「がんばっても出ない」――そんな日があってもいいんです。
腸が少し休みたがっているだけ。
だから焦らず、腸と対話しながら、自分のペースで整えていきましょう。

薬は“逃げ道”ではなく、“リセットの道”。
腸がまた自分の力で動き出す、その日を信じて。

そして何より、腸を責めないでください。
出ない日も、出る日も、腸はあなたの味方です。
そのやさしさを思い出した瞬間から、腸はそっと動き出します。

⑨ ファスティング×腸活で「腸をリセット」

「腸を整えたい」と思ったときに、もっとも効果的でやさしい方法のひとつが、ファスティング(断食)です。
“食べない=我慢”ではなく、“食べない=整える”。
これは、わたしが長年ファスティング指導をしてきて確信したことです。

現代の腸は、常に働きすぎています。
朝から夜まで、ほとんど休む時間がない。
スマホのように使いっぱなしで、再起動もせずに動かし続けている状態。
だからこそ、ファスティングは腸にとっての「静かな休息時間」になるのです。


① ファスティングで腸が“おやすみモード”に入ると起こること

  • 腸内細菌のバランスが整う:悪玉菌が減り、善玉菌が活動しやすくなる。
  • 腸の動きを調えるリズムがリセットされる:食べすぎ・夜食などで乱れたリズムが整う。
  • オートファジー(細胞の自浄作用)が活性化:腸粘膜や細胞が新しく生まれ変わる。

腸は24時間365日働いてくれている臓器。
その腸に、たとえ半日でも「何も入れない時間」をあげるだけで、細胞は掃除を始め、消化酵素は回復します。
そして、腸が静かに再起動を始めるのです。

ファスティングとは、“何も入れない”時間ではなく、“自分を整える”時間。
食べないことが、体をいたわる最高の栄養になる。


② ファスティングを安全に行うための基本ポイント

ファスティングにはさまざまな方法がありますが、初めての方は「半日ファスティング」や「週末リセット断食」からスタートするのがおすすめです。

  • ① 水分とミネラルをしっかり摂る:白湯・ルイボスティー・天然塩入りの水など。
  • ② 無理に我慢しない:空腹が強い時は酵素ドリンクやスープでサポート。
  • ③ カフェイン・アルコールを控える:腸と肝臓の負担を減らすために。
  • ④ 持病や薬のある方は医師に相談:安全に行うための大切なステップです。

わたしが指導しているのは、“頑張る断食”ではなく、“癒す断食”。
「体を追い込む」ではなく、「腸を休ませて回復させる」ことを目的としています。

半日〜1日のファスティングを取り入れるだけでも、腸のガスや張りが軽くなり、翌朝には驚くほどスッキリとした感覚を得られる方が多いです。
それは、腸が“動くスペース”を取り戻した証拠。


③ 回復食こそが“腸を生まれ変わらせる時間”

ファスティングの効果を最大限に引き出すのは、実は“断食後の食事(回復食)”です。
断食が腸のリセットなら、回復食は腸への“再教育”の時間。
ここで何を食べるかが、その後の腸の働きを左右します。

おすすめの回復食メニュー:

  • おかゆ・重湯・スープなどの温かくてやさしい食事
  • 具だくさん味噌汁(発酵食品+食物繊維)
  • 納豆・ぬか漬け・ヨーグルトなどの発酵食品を少量ずつ
  • 良質な油(亜麻仁油やオリーブオイル)を小さじ1

回復食を急に通常食に戻してしまうと、腸は「またフル回転!?」とびっくりしてしまいます。
断食後の2〜3日は“赤ちゃんの腸に戻ったつもり”で、温かくやわらかい食事を心がけてください。

ファスティングの本当の目的は、“食べないこと”ではなく、“どう再び食べるか”にある。

わたしが大切にしているのは、「空腹=恐れ」ではなく、「空腹=静けさ」という感覚。
ファスティングを通して、心のノイズが減ると、体が必要としているものが自然と分かるようになります。


④ ファスティングがもたらす“心のデトックス”

食べることを一時的にお休みすると、最初に出てくるのは「不安」や「焦り」。
でも、その奥には「本当の自分の声」が隠れています。
食べすぎやストレス食いの背景には、寂しさや頑張りすぎが潜んでいることも少なくありません。

ファスティングは、そうした“心の滞り”までやさしくほどいてくれる時間。
お腹が静かになると、心も静かになり、体の声がクリアに聞こえてくるようになります。
それは、まるで内側の自分と再会するような体験です。

食べない時間は、空っぽになる時間ではなく、満たされていく時間。
腸が静かになると、心の中に“スペース”が生まれる。

ファスティングを通して、わたし自身も何度も「腸が整う=心が整う」という感覚を味わいました。
便秘が消えただけでなく、イライラや不安が減り、自然と笑顔が増えた。
体が軽くなると、心まで自由になる。
それが、わたしが伝えたい「腸活ファスティングの本当の価値」です。


⑤ 腸を信じることが、自分を信じること

ファスティングは、腸に休息を与え、細胞の声に耳を澄ます行為。
そしてその時間は、あなたが“自分の自然治癒力を信じる練習”でもあります。

ダイエットで結果を焦るほど、体の声が聞こえなくなります。
でも、腸を信じて「整えること」に意識を向けると、数字以上の変化が起こります。

腸が整うと、心が澄む。
心が澄むと、人生の景色が変わる。

ファスティングは、単なる健康法ではありません。
それは「自分をリセットする力」を思い出させてくれる、心と体の再起動スイッチです。

あなたの腸は、今日もちゃんと動こうとしています。
食べない時間を“罰”ではなく“ギフト”として与えてあげてください。
その静けさの中で、体は確実に生まれ変わっていきます。

出すことも、食べることも、休むことも。
すべては「整うためのプロセス」。
腸は、あなたの再生力そのものです。

どうか、腸を信じてください。
それは、あなた自身を信じることと同じ意味です。

腸が整えば、すべてが整う。
それが、ファスティング専門家として、そして“腸活チヒロ”としてわたしが伝えたい真実です。

⑩ まとめ|“出す力”を取り戻すことが、最強のダイエット

長い記事をここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
ダイエットと便秘の関係をひも解いていくと、最後に行き着くのは「減らすこと」ではなく、「整えること」
これが、腸活チヒロとしてわたしが何より伝えたいメッセージです。

食事制限、糖質オフ、脂質カット…どれも「頑張るダイエット」にはつきものですよね。
でも、その頑張りの裏で、腸が静かにSOSを出していることも多いのです。
出ない。重い。冷える。疲れる。
それは「もっと優しくして」という腸からの声。

便秘を放っておくと、代謝は下がり、肌はくすみ、ホルモンバランスも乱れます。
けれど、腸が整い“出せる体”になると、同じ食事でも体の反応が変わります。
燃える。めぐる。潤う。
すべては、腸のリズムが戻ることで自然と整っていくのです。


💫「出す力」が育つと、人生が軽くなる

ダイエットとは、数字を減らすことではなく、滞りを手放して軽やかに生きること
出せる体は、流れのある体。
流れのある体は、感情までしなやかにします。

わたし自身、腸を整えてから、体重だけでなく心の重さもスッと抜けました。
昔は“我慢と根性のダイエット”を繰り返していたけれど、
今は“整えるだけで自然に軽くなる”生き方に変わりました。

それは決して特別なことではなく、誰の中にも備わっている“出す力”が目を覚ましただけ。
その力を引き出すカギは、腸の中にあります。

出す力を取り戻すことは、
自分を取り戻すこと。
腸は、あなたの本当のチカラを知っている。


🌿「減らす」から「信じる」ダイエットへ

体は、あなたの心の言葉をずっと聞いています。
「太ってる」「出ない」「ダメだな」と思えば、その通りに反応してしまう。
でも、「ありがとう」「動いてくれてるね」と声をかけると、
不思議と腸はやさしく動き出すんです。

わたしのファスティング指導でも、食事内容以上に大切なのは、
「体と会話する意識」
体を責めるダイエットから、体を信じるダイエットへ。
その瞬間、代謝は上がり、心は解放され、腸は微笑みます。

腸が整うと、ただスッキリするだけではなく、生き方そのものが整う
焦らず、比べず、競わず。
「心地よい私」を感じながら整えていく――それが、本当の美しさの始まりです。


✨ あなたの腸が、未来を変える

どんなに高価なサプリやエステよりも、
“出す力”を取り戻すことが、最高の美容であり、最強のダイエットです。

腸は、年齢を重ねても育て続けられる臓器。
何歳からでも、リセットできる。
遅すぎるなんてことはありません。

今日、あなたが「整えよう」と決めた瞬間から、腸は静かに動き出しています。
その一歩を信じて、どうか焦らず、自分を責めず、やさしく整えていってください。

出せる体は、溜め込まない心。
体は、あなたの言葉をずっと聞いている。

これが、腸活チヒロとして、そして“腸を通して人生を軽くする”専門家として、わたしが心から伝えたいことです。
ダイエットのゴールは「痩せること」ではなく、「軽やかに生きること」。
その第一歩は、あなたの腸の中から始まります。

参考・引用文献

注意書き

本記事は一般的な健康情報の解説であり、個々の症状に応じた診断・治療を代替するものではありません。
3日以上排便がない状態が続く、強い腹痛や出血を伴うなどの症状がある場合は、自己判断での対応を避け、必ず医師または専門医療機関にご相談ください。


今日も、あなたの腸がやさしく動きますように🍃

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